毎年、美深町では、若手農業者や農業後継者をはじめ、新規就農予定者、実習生、農業に携わる女性などを対象に、美深町農業振興センターを会場として「美深町農業支援塾」を開催しております。本年は１１月１７日から３月１６日の日程で実施される予定で、受講者については１年生が５名、２年生が２名と、過去に受講された方のスポット受講者６名となっております。それぞれ、受講日が時間割で決められており、１２月１８日は、１年生の講義の日でした。
１時限目は、ホクレン旭川支所施設資材課の中村氏による「農業資材の基礎知識」と題した講義、２時限目は、ＪＡ北海道中央会旭川支所の川村氏による「農業協同組合の理念と実践」、「組合員勘定制度」についての講義がそれぞれ行われました。「農業協同組合の理念と実践」についての講義は、農業協同組合とはどんな組織かといった内容をメインに、誰が、誰の為に作った組織であるか、また、その仕組みについてなど、新規就農前にＪＡについて正しく理解してもらいたいという事で、今回取り入れた内容です。
当日の受講者は、下川地区の新規就農予定者、荒井さん夫妻の２名でしたが、最後まで真剣に受講し、質問も積極的にされるなど、充実した時間となったようです。
次回のＪＡ担当の講義は、２月３日（1時限）と１９日（2時限）の3コマですが、全員の受講を期待しております。
中央会 川村氏の講義 真剣に受講している荒井さん夫妻
