5月12日頃より当管内の西里地区では甜菜の定植作業が最盛期を迎えました。
本年度は積雪が少なかったですが、連休中の降雨による影響もあり平年並みの定植時期となりました。当日は平年より気温が高く、暑さに慣れない時期のため定植作業は皆さん汗だくで行っております。
本年度より、RTK自動操舵を活用された生産者は、機械が自動で補正してくれるため前方に集中しなくて良いため作業労力は大きく軽減できると話してくれました。
昨年度は旱魃・高温により良い年となりませんでしたが、本年度は豊作に期待したいところです。
P.S.
「甜菜」はあまり馴染みがないと思いますが、北海道特産の、砂糖原料になる植物です。
砂糖といえば、「さとうきび」を思い浮かべますが、日本では約25%が甜菜から作られた砂糖で占められています。
甜菜の砂糖に含まれるラフィノースは、腸内細菌の中でも特にビフィズス菌の栄養源となり、大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌の増殖を抑制するため、健康にも良いんですよ!!

定植作業の様子

自動操舵により直線で植えられています