美深町恩根内放牧場では5月26日、若い乳牛や肉牛を酪農家さんから預かり牧草地に放つ「入牧」が行われました。入牧には、若牛を広大な放牧地でストレスなく健康に育てる目的の他、酪農家さんの負担軽減といった利点もあります。
この日、トラックで次々に運び込まれた若牛は一頭ずつ消毒や計量がされた後、牧場に放されました。始めこそ落ち着きなく走り回っておりましたが、しばらく見守っていると次第に落ち着き、立ち止まって牧草を食べ始める頃には担当職員の顔にも安心した様子が見られました。当日は大きなトラブルも無く、無事197頭の受入れを終える事ができました。
牛たちは10月の退牧まで当牧場で過ごし、その後人工授精されて出産前に各酪農家の元へ帰っていきます。

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